どうやって本を読むの?

現在の読書スタイルまとめ


本には先人の知恵が沢山詰まっている。一冊の本には、著者の人生や読んできた本、教訓等が詰め込まれている。
正しい事ばかりとは限らない。たが、ただボーッと生きるよりは、沢山読書して生きるほうが少しは上手く生きられるはずだ。
とりあえず、今、どんなスタイルで本を読んでいるかまとめてみる。

本選び

本を読む場合、最も問題になるのがどんな本を読むかだろう。人生は短い、世界には本が無数にある。よけいな本を読んでいる時間はない。
より良い本を効率的に選ぶには、やはり既に読んだ人の意見を参考にする事が一番の秘訣だろう。

Blogから本を

一番利用するのがBlog。世の中には沢山の書評ブログがあるので、それらを利用しない手は無いだろう。書評ブログをやっている人達は総じて読書が大好きな人達である。とても参考になる。

よく読むBlog
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アルファーブロガー小飼弾さんのブログ。更新が早く、SFやパソコン関係の本を中心に様々な本の書評が掲載されている。
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
こちらも人気の書評ブログ。小説や文学的な作品の紹介が多い。たまにちょっとエロい。
成毛眞ブログ
元マイクロソフト代表取締役社長の成毛眞さんのブログ。ノンフィクション系の本を中心に最新の本を沢山紹介している。

雑誌から本を

よく雑誌で読書特集をやっている。ついつい気になって買ってしまう。雑誌には自分が良く読むジャンル以外の本も沢山載っていて、幅が広がるのが良い。

面白かった雑誌
PRESIDENT 2009年 2/2号 「勝ち残る人が読む本、落ちる人の読む本」
ビジネス界のリーダー達がご自分の経験をもとに良かった本を紹介している。ビジネス書に限らず紹介されていてとても興味深い。
日経ビジネス Associe 2010年 5/4号 「今、読むべき本」
ジャンルごとに著名人が本を紹介している。自己啓発やコミュニケーション等といったジャンルから、女子本や漫画などまで幅広く紹介されていて面白い。
Sports Graphic Number 2010年 9/16号 「アスリートの本棚」
まだ読んでない。

本から本を

読んだ本からさらに関連する本を読みたくなる事がある。例えば「ザ・プロフィット」ではストーリーの中で沢山の課題図書が出てくる。しかもこの本、一章を読んだら、一週間後にその課題図書を読んで次の章に行かなければならないとあって、どんどん読書意欲をわかせてくれる。
また、「アメリカCEOのベストビジネス書100」等のような書評だけの本もかなり参考になる。書評を読んでいるだけでも楽しめる。

そしてAmazonへ

選んだ本はとりあえず片っ端からAmazonの欲しいものリストに追加していく。そして一冊づつレビューを確認していく。ここまでして生き残った本は殆どはずれがない。

いつ本を読むか

よく、本を読む時間を決めるとか言うが、そんな必要は無いと思う。まずはいつでも本を持ち歩く事が大事だ。移動中の時間は読書に最適だ。通勤の行き帰り等、行きは自己啓発系で気分を盛り上げ、帰りは小説等でリラックスする等かなりおすすめである。

人によっては何冊もの本を平行して読めないという人がいるが、それは間違っている。少年ジャンプだって毎週ちょっとづつ沢山の話が進んでいく。次読むまでの間にどんな展開になるのかを予想したり、あのシーンは面白かった等と思い出すのが楽しいのだ。

それから色々な場所に本を置いておくのも良い。ソファーの横、机の上、ベットの横等に本を置いておく。ちょっとした時間に本に手を伸ばす。本が無いとついだらだらして時間を無駄にしてしまう。なんとなくボーッと過ごすより、なんとなく本を読もう。

本の読み方

人生は短い。時間は効率的に使わなくてはいけない。一冊の本には重要な要素と、それを引き立てる為の要素とが混ざりあっている。その見極めが効率の良い学習につながる。

本の全体像を掴む

ただ前から順順に本を読むのでは、読み終わった時に筆者が何を言いたかったのかがわかる、という事になる。これでは途中でどこが大切なのか理解しづらい。そこで、読み始める前にざっと全体像を掴む事が結構効果的だ。具体的には前書き、目次、後書きを熟読する。これだけでかなり読みはじめてからの理解が深まる。

本文は熟読しすぎない

全体像が掴めたら、今度は本文を読んでいく訳だが、こちらは逆に熟読しすぎると効率が悪い。実際、一冊の本を熟読しても、読んだ後に記憶に残っているのはごく一部しかない。そこで、本は3行づつ読んでいくのが良い。一度に3行目にいれ、ざーっと流すように読んでいく。すると気になる部分で目線が止まる。そういった目線がとまった所だけ熟読するように読んでいく。ビジネス書等はこれで十分内容が頭に入ってくるのだ。

そしてメモる

本当に重要だと思った部分は何かしらの形で残しておくのが良い。付箋をはったり、本に直接書き込む等色々な方法があるが、いざという時に付箋を持っていなかったりペンを持っていなかったりという事が多いので、自分は携帯にメモする事にしている。一冊読み終わったらそれをgmailにメールで送信する。これでいつまでも本を読んだ記録が残る。

時には読むのをやめる勇気も必要

沢山の本を読んでいると、自分には難しすぎたり、簡単すぎたり、内容が面白くない本にあたる時がある。そういった本にあたった場合は潔く読むのをやめるのも重要だ。無理して全部読み終えても、結局頭に何も残ってない事が多い。早めの決断が必要。

アウトプット

知識を定着させるにはアウトプットが大切。誰かに本から得た知識を話す等といったアウトプットが大切だが、普通に生活をしているとそういった機会はなかなか少ない。だからBlogにアウトプットするのが良い。不特定多数の人に向けて、自分の得た知識を発信する事はとても頭を使うので知識の定着にとても良い。

まとめ

ユニクロの柳井氏、サイバーエージェントの藤田氏、元マイクロソフトジャパンの成毛氏等、多くの経済人が読書家として有名だ。
読書をすれば夢が叶う。いや、やっとスタートラインに立てるのだ。

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

今回レバレッジ・リーティングを読んで改めて読書って大切なんだなと思った。もっと自分の読書スタイルを確立していきたい。

Wataru について

システム開発を職業とし、日々情報産業の未来を考える。 世界がインターネットによりボーダレスになって行き、より早い情報の伝達が可能となり、次の世代で何ができるのか。 それを見つけるために、古き良き情報伝達ツール『本』を読む。
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