フィンランドの国語教育が凄い「フィンランド・メソッド入門」

世界学習到達度テストで読解力2000年度1位、2003年度1位、2006年度2位のフィンランド

ちなみに日本は2000年度8位以降TOP10入りできていないよう。

フィンランドの国語教育は凄い。

フィンランド・メソッド入門ではフィンランドの国語教育を ①発想力 ②論理力 ③表現力 ④批判的思考力 ⑤コミュニケーション力 の5つの観点から分析している。

①発想力

徹底的なカルタの利用。フィンランドのカルタとはマインドマップのようなもの。このカルタを利用して自己紹介や物語の分析を行い、一つのテーマから様々な要素を発想する練習をする。

これは非常に重要だと思う。

アイディアの送出力、これはビジネスにも欠かせないスキルだろう。

②論理力

ミクシ?(Miksi?)、フィンランド語で「どうして?」。とにかくミクシ?ミクシ?と理由を問い続ける。

これによりつねに理由を考える思考が発達する。

③表現力

「ブログ インターネット 本 おもしろい 借りる 眠る」これらの単語を全部使って作文を書く。一番短い作文を書けるのは誰か?

フォーマットを利用した作文や、カルタを利用したショートストーリーの作成等、非常に創造的だ。

これらが言葉を自由に使いこなす力と、文章力を鍛えるのだろう。

④批判的思考力

作文は4・5人で良いところ悪いところを

10個ずつ挙げ、どんどん改善していく。

「本当にそうかな」と見直す手段となり、自分に思い込みが無いか、必要な情報が何かを見極める力がつく。

⑥コミュニケーション

フィンランドの小学校では「班」単位で議論を繰り返す。議論には自分たちで作ったルールがあり、内容は「他人の発言を遮らない」「話すときに、怒ったり泣いたりしない」「どのような意見であっても間違いと決めつけない」等のルールを教科書に載っている「議論のやりかた」等を参考に決めているそうだ。

このルールが相手の立場に立って考える能力や、大人になってからの議論にもやくに立つのだろう。

このように、フィンランドの教育は体系的に論理的思考方法を習得するようできていて、これが高い教育水準を保っているのだろう。

日本の小学校で受けた教育はどのようなコンセプトで成り立っているのだろうか?

肉体労働から知的労働にシフトしてきている現代において、このようなコンセプトある教育は非常に重要になるだろう。

是非見習いたい。

図解 フィンランド・メソッド入門

図解 フィンランド・メソッド入門

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Wataru について

システム開発を職業とし、日々情報産業の未来を考える。 世界がインターネットによりボーダレスになって行き、より早い情報の伝達が可能となり、次の世代で何ができるのか。 それを見つけるために、古き良き情報伝達ツール『本』を読む。
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